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Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

趣味

長年勤めたスーパーマーケットを退職してから「ねえちゃ」は、陶芸、手芸、押し花など、周りの人にさそわれて習いに行ったりして、いろんな「趣味」に励んできました。

ですから、「お酒」だけが楽しみだった連れ合いと違って、一人になっても楽しみはいろいろあるだろうな、と思っていました。

ところが意外なことに、どれもこれもみんな飽きたりダメだと思ってやめてしまい、夫が亡くなったころには趣味らしきものはすっかり無くなっていたのです。

兄嫁が俳句を楽しそうにやっている、というので、県内を拠点にしている俳句会の雑誌を2年間購読したりもしました。が、「私には才能がないから」と、けっきょく一回も投句せずに終わってしまいました。

ちゃんとしていないと気が済まないところがある「ねえちゃ」は、「みんながやるからやらなきゃ」とか「みんなと同じようにできないと」とった義務感のようなものが先に立って、「自分が好きだから下手でもなんでも楽しんで続けてる」というのは趣味ではなかったのかもしれません。

そんなに格式ばらなくても、好きなテレビ番組を見つけていつもチャンネルを合わせるようにして楽しむとか、庭で好きな花を育ててみるとか、そういうので十分なんだからと言っても、残念ながら最近は「興味を持つ」ということ自体がめんどうになってきているみたいです。