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Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

「きょうは何日だったっけ」

「ねえちゃ」といると、なん度もなん度も「きょう何日だったっけ」と聞かれます。

1日に1回や2回だったらいいのですが、聞いたとたんに忘れてしまうので、10分ごと、20分ごとに尋ねられるということも珍しくありません。

さすがに頭に来て、「そんなの自分で確かめてよ」というと、まずは食卓にある新聞に目を向けます。でも、それだと必ずその日の新聞が置いてある保証はありませんし、休刊日のときだってあります。

次に見るのが、日記。でも、いくら毎日つけているからといっても、その日にもう書いているのか、それともまだ書いていないのかもたいていは忘れているので、きょうが何日かを確認するというわけにはいきません。

そこで次は、携帯電話。ところが、「ねえちゃ」の携帯の最初の画面には、天気予報がドンと出てくるようになっていて、あしたの天気の「あした」の日付が大きく表示されます。

そのため、「きょう」を「あした」と勘違いしたり、「おかしい、私の携帯の日にち狂ってる」と首をかしげていたりすることもあります。

というわけで、仕方ないので、その日が何日かを知るためだけ用のデジタル時計を食卓の上に置いて、「きょうが何日か分からなくなったら、とにかくこれを見るように」と口が酸っぱくなるほど言うのですが、なかなか習慣になってはくれません。