Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

黄色い保険証

きのう「ねえちゃ」は朝から、「保険証がおかしい」「保険証がおかしい」と言って騒いでいました。

突然なにを言い出しのか、あれこれ聞いてみると、どうも自分が持っている「後期高齢者医療被保険者証」の有効期限が切れているようなのです。

確かに、オレンジ色をした保険者証には「有効期限 平成27年7月31日」とあります。ずいぶん前に期限が切れているわけです。

でも、どうして急にきのうになって、それに気が付いたのでしょう。考えられるのは、一昨日行った歯医者さんです。

「ねえちゃ」は、どこの歯を診療したかはもちろん、歯医者へ行ったかどうかも、すでに覚えていませんが、診察券に次の予約日が入っていることからすると、行ったことは間違えなさそうです。

とすると、歯医者の受付の人あたりに、保険証の有効期限が切れていることを指摘されて、「こんどは新しい保険証を見せて下さいね」とかなんとか言われたことが予想されます。

不確かな記憶をたぐり寄せながら、「そういえば、黄色い保険証のはず、とかなんとかどこかで言っていた記憶がある」と「ねえちゃ」も言います。

新しい黄色い保険証は、財布やバックにも見当たりません。いま有効な保険証が「ねえちゃ」の手元にないことが判明したのです。

とすれば手掛かりは、昨年の切り替え時に市役所から簡易書留で送られてきたはずの封筒にありそうだと、家のあちこちを探し回りました。

結果は、保険証が送られてきたことが分かる一昨年まで3回分の封筒は出てきましたが、肝心の昨年のものが見つかりません。

当然「ねえちゃ」に、受け取ったか受け取らないかの記憶はありません。でも、毎年来ていたのに、昨年だけ送られて来なかったというのも考えずらい。

とすれば、家のどこかにきっとあるはず。というわけで「保険証の捜索」が、「ねえちゃ」の連休の最大の“仕事”、ということになりそうなのです。