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Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

御嶽海は勝ち越したけど……

一日中パジャマのことが多い「ねえちゃ」ですが、起きてくると、ときどきテレビのスイッチを入れて眺めています。でも、ただボケッと眺めているだけで、何かの番組に興味を持っているという感じではありません。

大相撲の春場所もいよいよ大詰めですが、優勝の行方とか、綱取り、といった話をしてもぜんぜん関心がないようです。

大鵬柏戸はまあ分かるにしても、現役で顔と名前がかろうじて一致するのは白鵬くらい。琴奨菊稀勢の里も知りません。

地元、長野県から47年ぶりに生まれた関取として、みんなが期待を寄せている御嶽海も、「名前は聞いたことがある」という程度だといいます。新聞の1面で毎日、御嶽海の勝敗が大きく報じられているのですが……。

大の相撲好きの私は「ねえちゃ」のあまりの無関心さに少々いら立って、「御嶽海の顔が分からないなんて、“しなのの国”を知らないようなもの。自分が長野県人だと言う資格はないんだよ!」と声を荒げたりしても、きょとんとしているだけです。

もちろんプロ野球が開幕したなんて「ねえちゃ」の頭の中にはありません。覚せい剤で大騒ぎの「清原」という名前を耳にしても「そういえば、居たよね」というだけで、それ以上なにも出てきません。

ニュースやスポーツ以上にほとんど観ないのがテレビドラマです。NHKの朝の連続ドラも、大河「真田丸」も、まったく無関心です。

どんな番組でもいいから興味を持って、毎回ストーリーを追っていくようになってくれれば、「頭の体操」になるのではと思い、「ご飯食べながら毎朝15分間観るようにしたら」とか言っても、ぜんぜん効き目はありません。

観たいテレビもない。だから、「なにもやることがない」という「ねえちゃ」の悩みは深まっていきます。