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Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

引っ越し

夫の転勤に伴って「ねえちゃ」は、結婚してから40歳くらいまで、2年に1度くらいの割で引っ越しを繰り返してきました。

いまのように何から何までやってくれる業者など到底あり得ない時代だったので、引っ越しとなると、隣近所に手伝ってもらっての一大イベントでした。

手伝いもせずに文句ばかり言っていた連れ合いとの夫婦喧嘩も、この時期にピークを迎えるように思われました。

年季を積んでいるので「ねえちゃ」は、荷造りがとても上手です。段ボール箱のなかに、ほとんど隙がなくきっちりとハマるように、素早く詰めていきます。

旬の時節に信州リンゴや干し柿などを送ってくれるときも、古新聞などをうまく使って、お菓子や家庭菜園で穫れた野菜など“おまけ”も加えて、きっちり梱包してくれます。

引っ越しで鍛えたからか、歳をとっても荷物運びはお手の物です。一昨日「ねえちゃ」のところへ宅配で、重い本がたくさん入った段ボールを11箱送りました。

きのう着いて、玄関口から移動させることができたかどうか心配でしたが「そんなの来たっけ。ああ、そういえば客間の隅に積んでおいたわ」と、事もなげに言ってました。