Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

信州蕎麦

最近、スーパーへ行くたびに、ねえちゃは次々パンを買って来るので、食卓はパンであふれかえっています。賞味期間が切れたり、硬くなったりしてきたのも増えてきました。

だから、もうパンを買って来るのはやめたら、というと、きょうはおやきと生蕎麦をスーパーで買ってきました。

“なす”、“やさい”、“野沢菜”など、おやきは、副食として夜食として、ねえちゃにとってはすっかりなじんだ定番となっています。

ですが、信州人なのに意外にも、ねえちゃは、蕎麦はそんなに好きではなかったそうです。

信州でも地方によって食文化はかなり違っているようです。長野県南部で農業を営んでいたねえちゃの実家では蕎麦を作っておらず、年越しそばの習慣もなかったそうです。

蕎麦を食べるようになったのは、5年前に亡くなった夫と結婚してから。大の蕎麦好きだった群馬出身の夫の影響で、しばしば蕎麦を作り、年越しには蕎麦を必ず準備するようになったそうです。

いまでは、孫たちがやってきたときなど、しばしば、いっしょに戸隠へ食べに行ったりしています。それでも、おやきやパンに比べると、蕎麦はイマイチなじみが薄いようです。