Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

天竜峡

ねえちゃの実家の法事も1週間後に迫ってきました。ねえちゃはそのため、近所の奥さんに車に乗せてもらって、美容院へ行きました。

今度の旅行では、高速バスとJR飯田線を乗り継いで、天竜峡まで行く予定です。「天竜峡の駅に下りるのは、高校生のころ以来」と、ねえちゃは楽しみにしています。

天竜峡は、暴れ川と言われる天竜川が切り開いた絶壁つづきの渓谷。花崗岩の岸壁にはアカマツやモミジが自生し、ちょうど今ごろは新緑が見事なはずです。

こうした景観を、船上から楽しむ舟下りでも知られています。

天竜峡温泉港から唐笠港まで大岸壁や奇岩など渓谷美を眺望できる天竜ライン。それから、天竜峡の上流の弁天港から時又港までの天竜舟下りです。

伊那節にも、「天竜下れば しぶきに濡れる 持たせやりたや 持たせやりたや 桧笠」と歌われています。

1989年には、天竜峡温泉も湧き出しました。久しぶりの天竜峡、ねえちゃの目にはどんなふうに映るでしょうか。