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Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

主治医

「ねえちゃ」は、お客さんが来たのでキャンセルした歯科医の予約を、きのうの午前10時半、ということで取り直しました。

ところが、前日までは行く気満々でいたのが、当日の朝、いつものように洗濯など済ませたのに、「何だか調子が悪いので行かない」と頑なに言い出し、またキャンセルしてしまいました。

風邪をひいたとか、熱があるとか、カラダのどこかが悪いとかいうわけではなく、外出しようと思うといつも「ねえちゃ」の中におとずれる、例の「お断り」のパターンのようです。

旅行や冠婚葬祭だけでなく、すぐ近くの歯科へ行くのも受け付けなくなってきた、というのは、ちょっとショックです。「ねえちゃ」は、カラダはすごく健康で、これまで、これといった病気にかかったことがありません。

だから年齢を重ねたいまでも、連れ合いが存命中にお世話になっていた街中の大きな病院へ3カ月に1度ほど、検査や高血圧の薬を処方してもらいに、タクシーで出かけるくらいです。

家から歩いて5、6分ほどのところに、歯科はもちろん内科や外科の医院がありますが、これまでほとんど行ったことがありません。健康に神経をとがらせ、ずっと元気できたので、お医者さん通いの必要がなかったのです。

逆にいうと、「主治医」といえるような先生が、残念ながら「ねえちゃ」には近くに居ないことになります。「病気」や「病院」というものにも、慣れていません。

カラダは元気でも、もの忘れやボケなどアタマのほうが気がかりな昨今、「ねえちゃ」に気軽に相談できる町医者の先生がいたら、随分と気持ちの持ちようが違っていただろうにと感じます。