Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

村長選

ねえちゃが生まれ育ったのは、徹底した財政削減や子育て支援による全国有数の高い出生率などで、「奇跡の村」として知られる長野県南部の下條村です。

「奇跡の村」の立役者である伊藤喜平村長が、今春の村議会で引退を表明しました。

伊藤村長はねえちゃより一つ年上の81歳。1992年7月に就任してから、6期24年間、強いリーダーシップで村を引っ張ってきました。

新聞報道によると、伊藤村長の勇退に伴う村長選挙は、参院選にあわせて7月5日告示、同10日投開票で行われます。

いまのところ、元村議会議長の宮嶋清伸さんと村議の金田憲治さんの新顔2人が出馬を表明しているそうです。

今度の下條村長選はまた、県内の地方選挙で初の「18歳選挙」になるという歴史的な節目にもなりそうです。

遠くに住む一都民でしかない私などに言えるのは、公私混同、権力欲と金銭のセコさ感覚しか持たぬ舛添要一知事のような、どうしようもない首長を選ぶ選挙にはなってほしくない、ということくらい。

若い有権者たちも誇りにできるような、「奇跡の村」の新時代を築くすがすがしい村長選になればいいなと願っています。