読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

いやみ

部屋の蛍光灯のランプが、ついたり、消えたりを繰り返すようになって困ったと、朝、ねえちゃが言って来ました。

「いま忙しいので、そのうちに取り換えるから少しがまんして」と言って、夕方、散歩がてら近くの量販店で蛍光ランプを買って来るつもりにしていました。

ところが、ねえちゃは、そういったのを即座に忘れしまって、こんどは電気屋さんに電話をして、わざわざ取り替えに来てくれるように頼んでいます。

夕方、おかずの一品にと、割引になった鯛の刺身のパックをスーパーで買ってきて、「これ夕食用だから」とテーブルに出しておきました。

さあ、いっしょに食べようか、と食卓に行くと、私の買ってきた刺身は、ねえちゃがすでに全部たいらげているのです。

ふつうにみると、これらは「いやみ」としか思えない行為ですが、実際は聞いてもすぐに忘れてしまって、次の瞬間、必要があると思えばすぐに電気屋さんに電話するし、目の前に何かあれば食べてしまう、ということのようです。

ボケてきたからやむを得ない、とは思いながらも、こういうのが続くとさすがの私もアタマにきます。

目標が無くなって、やることを見いだせず家の中に閉じこもっている昨今、ねえちゃの症状はまた進んできたな、という感じがしています。