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Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

玉音放送

今年ももうすぐ、終戦の日を迎えます。

ねえちゃにとって、9歳のときに聴いたあの玉音放送には、やはり、特別の思い出があるそうです。

戦時中、実家のある下條村には、かなりの数の学生さんたちが、疎開で来ていたようです。

中には台湾からの留学生もいて、内々に蓄えていた農作物をこっそり食べさせたりして、家で面倒をみていたとか。

終戦の日の正午。実家の戸棚の上に置かれたラジオの周りに家族や学生さんたちがたくさん集まりました。

そして「堪え難きを堪え、忍び難きを忍び……」の「玉音」をみんな正座をして、涙を目にして聞いていたそうです。

子どものねえちゃには詳しいことは分からなかったそうですが、何かとんでもないことになったという衝撃は、いまも記憶にくっきりと残っているそうです。