Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

意地悪ばあさん

きょうは、歯医者の日。私のほうで、ねえちゃと2人分の予約を取っていました。
ねえちゃは、入れ歯を入れて1カ月後の点検です。
1人だと予約をすっぽかしてしまうので、いっしょに通うことでなんとか通院して来たのです。
きょうはパジャマを着替えて、1時間前まで行くつもりのようでした。
が、直前になって、ねえちゃは勝手に歯医者さん電話して「予約をキャンセルした」と言うのです。
聞けば「体調が悪くて一歩も動けない」のだと、いつもの“直前キャンセル”の理由を繰り返します。
「こっちは一人でも行くつもりなのに、何で無断でそんな勝手なことをするんだ」と頭にきて、手を引いて連れて行こうとしますが、頑なに拒みます。
仕方なく「私ひとりだけでなんとか」と歯医者さんにお願いして、診療しました。
ところが私が戻ると、ねえちゃはひょこひょこと近所に出かけて行っていて、世間話に長々と花を咲かせているのです。
「体調が悪くて動けないんじゃなかったの?。ふざけるな」。
ボケが進んできたとはいえ、“意地悪ばあさん”的な言動がさすがに癪に触って怒鳴りつけました。