Aokijima

80歳になった「ねえちゃ」と、その里の記録です

病院と鍵

きょうは3カ月1度の、ねえちゃが街の総合病院へ出かける日でした。1日1錠飲んでいる血圧の薬をもらいに行くのです。

病院の予約は午前10時20分。病院までは、車ならせいぜい15分あれば着けます。

「予約通りに病院へ行っても、どうせたっぷり待たされるんだから、10時ちょっと前にタクシーに来てもらえばいんじゃない」と言ったのですが、慎重なねえちゃは「午前9時20分に」ということで昨夜、予約していました。

そして、きょう。「予約はしたんだったっけ」と何度も問うた後で、「タクシーは少し待たせても」というズボラな私と違ってすこぶる真面目なねえちゃは、午前10時ごろから玄関前へ出てタクシーをずっと待っていました。

準備万端か、と思えば然にあらず。ややヒヤッとする事態が起こりました。いざ、タクシーが来ると慌ててしまったらしく、鍵を玄関の鍵穴に突っ込んだまま、鍵をかけずに出かけてしまったのです。

予想通り病院でたっぷりと待たされて、ねえちゃが家へ帰ってきたのは午後1時半ころ。幸い、鍵は無くなることなく、ドアにありました。